膣炎と膣萎縮

膣を健康に保つことは、女性の体全体の健康に欠かせません。

膣炎や膣萎縮が起きると、生活にも大きな支障が出てしまいます💦

膣炎、膣萎縮、この二つの症状や原因の違いを知り、それぞれに合った解決方法を知っておきましょう。

【膣炎】

■膣炎とは?

膣炎とは、膣の炎症を指す言葉です。かゆみ、ひりつき感、おりもの、不快感などの症状を伴うことがあります。こうした症状は、感染症、刺激物、ホルモンの変化など、さまざまな原因で発生します。

■膣炎の原因

  1. 細菌性膣炎 (BV):膣内の細菌のアンバランス
  2. 膣酵母感染症:カンジダ菌の異常増殖
  3. トリコモナス症:寄生虫によって引き起こされる性感染症
  4. 非感染性膣炎:香料入り石鹸や洗浄剤などの刺激が原因で起こります

■膣炎に対処するための解決策

  1. 抗真菌薬:イースト菌感染症には、抗真菌薬が効果的です
  2. 抗生物質:細菌性膣炎やトリコモナス症には抗生物質による治療が必要な場合があります
  3. 刺激物を避ける:香りの付いた製品などの潜在的な刺激物を避けることは、非感染性膣炎の予防に役立ちます

【膣萎縮】

■膣萎縮とは?

膣萎縮、または萎縮性膣炎という言葉には、膣壁の菲薄化、乾燥、炎症までが含まれます。エストロゲンレベルの低下により閉経期中および閉経後に発生することが多く、乾燥、ひりつき感、性交痛などの症状として現れます。

■膣萎縮の原因

  1. 更年期障害:エストロゲンレベルの自然な低下
  2. 母乳育児:授乳中はエストロゲンレベルが低下する可能性があります
  3. 外科的閉経:両方の卵巣を摘出し、エストロゲンの急激な低下を引き起こします
  4. 特定の薬剤:乳がん治療薬などの一部の薬剤は、膣萎縮を引き起こす可能性があります

■膣萎縮に対処するための解決策

  1. ホルモン補充療法 (HRT): HRT は、エストロゲンレベルを回復し、症状を軽減するのに役立ちます。HRTを始める際は、ご自身にとり適切な治療方法であるかどうかを医師に相談してください
  2. 局所エストロゲン:エストロゲンを含むクリーム、リング、錠剤を膣に直接塗布します
  3. 保湿剤と潤滑剤:市販されているジェルなどの製品は、乾燥や不快感の軽減に役立ちます
  4. Vスカルプトなどのホームケア製品の利用:光、熱、振動を用いた自宅での治療により、膣の潤い、感覚の増加、締めつけ感を改善します。

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【膣炎と膣萎縮の違い】

■根本原因
膣炎:感染症、刺激物、またはホルモンの変化
膣萎縮:主にホルモンの変化、特にエストロゲンの減少
■症状
膣炎: 膣のかゆみ、ひりつき感、おりものの異常、不快感
膣萎縮:性交時の乾燥、刺激、痛み
■対処方法
膣炎:抗真菌薬、抗生物質、刺激物をさける
膣萎縮:ホルモン補充療法(HRT)、局所エストロゲン、保湿剤、Vスカルプトの赤色LED光療法

膣炎と膣萎縮の違いを理解して、それぞれ適切に対処することが大切です。
膣の状態は一つとして同じものはなく、感染症、ホルモンの変化、不快感などの不快な症状への対処方法もそれぞれ異なりますが、効果的な治療方法がない訳ではありません。
正しい知識とサポートを受けて、膣の健康を保ちましょう。

当院では、以下のデリケートゾーンの治療をご用意しております。
・Vスカルプト(ホームケア医療機器)・・・ご自宅で膣の潤い・弾力・抗炎症・骨盤底筋強化
・インモード・フォーマV(院内施術)・・・膣の潤い・弾力アップ・引き締め・尿漏れ改善
・テスラフォーマー(院内施術)・・・・・・骨盤底筋を強化して尿漏れ改善・引き締まり強化
・インモード・フラクトラV(院内施術)・・デリケートゾーン(外陰部)の黒ずみ改善
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